
女子部の校舎に面した南庭にて。
花弁は桜のそれに似て、
やわらかな新緑とともにうつむきながら控えめに満開を迎えました。
芳香に誘われて、少し植え込みに足を踏み入れると、
風に揺れた枝先から、花ごとくるくると回りながらいくつかが舞い降りてきました。
せっかく清楚な花のお目見えではありますが、
花期はほんのわずか。
どうぞ、雨風に打たれる前にご観賞あれ。
それにしても、すべての花が下向きで実に遠慮深げでありました。
まちがっても、この木は「わがまま」で「ジコチュー」な「『エゴ』の木」ではありませんので・・・。(笑)

