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中学2年男子 《私の夢》 全体発表会.

投稿日2009/2/17

本日1時間目、小講堂にて
中学二年生(男子)の各クラス代表による
《私の夢》全体発表会が行われました。
 
2007年に惜しまれつつ逝った哲学者、
池田晶子が人生を真剣に「考える」時期としたのが、14歳。
ちょうど、中学二年生にあたります。
 
その代表的著書『14歳からの哲学 ~考えるための教科書~』(2003年刊)では、
「言葉」「自分とは何か」「死」「心」「体」「他人」「家族」「社会」「規則」「理想と現実」「友情と愛情」「恋愛と性」「仕事と生活」「メディアと書物」「人生」など
30のテーマが取り上げられています。
 
このたび、本校の14歳がテーマとしたのは、「私の夢」
 
発表原稿を作成する段において、
みなが一様に苦労したのは、「夢」そのものよりも「私」のそれが問われていたことでありましょう。
なぜなら「私の…」とある以上、少なくとも理想論や一般論でお茶を濁すことはできません。
したがって、誰もが、今この時の「私」と真剣に向き合わなければなりませんから・・。
 
どうやら、「夢」を考えることは、とかく思考が未来へと通じる外向きなものであるように思われがちですが、実のところ、まったく逆のベクトルであって、過去を振り返りつつ自分自身を内省することにほかならないようです。
 
 ※以下、発表内容の抜粋
 

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■「期末テストで良い点をとる」 S.N君(2組)
正直言うと、今のところ「夢」と呼べるものは見あたらない。そんな自分だから、家でも知力、体力ともに乏しく、覇気が感じられないと言われている毎日である。しかし、今回目の前の「期末テストで良い点をとる」という現実的な夢が見えてきた。おそらく努力すれば必ず結果はついてくるものだろう。そこから本当の「夢」が見えてくるならそれでいいのでなかろうか。 
 
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■「夢のもてる人間になりたい」 R.H君(1組)
「夢のもてる人間になりたい」…これが私の夢だ。中学入学以来この2年間、自分は視野の狭さもあって自分自身とのたたかいに負け続けている。しかし、このたたかいに勝つためには、逃げることなく自分自身としっかり向き合うことが大切だ。そのことに気づくことができたのはなによりの収穫だった。挑戦、失敗、成功と繰り返していくこと、そうした「今」を精一杯生きて行きたいと思う。
 
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■「通訳になりたい」 H.I君(3組)
自分の夢がわからないという人は多い。おそらく、そういう人はやりたいことが沢山ありすぎるから、絞りきれないのだろう。自分もそんな一人だ。今、自分がもっともやりたい事として目標としているのは「通訳」になること。かつて、通っていた英語の塾でネイティブの友人と自由に会話ができなかったことがある。この悔しさ、情けなさが大きなきっかけとなっている。
 
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■「F1チャンピオンになりたい」 S.T君(4組)
あれは忘れもしない小学四年のとき。テレビで初めてみたモナコGP。その後、中学に入ってから「富士」で生のレースを目の当たりにして、その魅力に取り憑かれたのだった。今はレーシングカートで優勝する事を目標としてがんばっている。ただ、レースで勝つためには多くの人の支えが必要だ。人の何十倍も努力すること、そして、そうした周囲の人への感謝の気持ちを忘れずに努力していきたい。
 
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■「地域密着型プロバスケリーグをつくりたい」 S.T君(5組)
アメリカの大リーグのような地域に密着したバスケットリーグを創設したい。アリーナは東京ドームに匹敵するような規模、入場料は1000円と気楽に入れるお値段、そして専用駅を下りるとそのスタジアムの壁面のビッグスクリーンには選手のプロフィールなどの映像が流れるなど、夢は尽きない。そのほか、スポーツ専門の学校を設立したいとも考えている。こうして日本のスポーツ界の発展に力を尽くしたい。
 
 
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◎生徒会長H君による〈講評〉
…自分の中で思っていたり、持っているだけではそれは「あこがれ」に過ぎません。それを他人の前でも堂々と口にすることが出来てはじめて「夢」となるのだと思います。恥ずかしがらずきちんと主張してこそ本当の「夢」となり、実現への第一歩につながるのでしょう。…

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