高橋忍氏をお招きしての特別講座第三弾。
《能の装束をコーディネイトしてみよう》
ということで、最終回の今日は、いよいよ「能」の「装束」ついて実演を交えてご紹介いただきました。
筆者が会場へ駆けつけた時には、あらかた着付けが進み、能装束の「ヘアバンド」ならぬ「蔓帯」(かずらおび)の締め方についてレクチャーされているところでした。
そして、しだいに生徒たちのリクエストによる装束に身を包んだ「羽衣」の天女が現れはじめ・・・
最後は、なんとも贅沢に、『羽衣』の舞いそのものまで披露されるというおまけ付き。
所作、装束、面・・・すべてにわたり究極の形式美を目の当たりにすることのできた生徒たちからは、しきりに感嘆の声が上がっていました。