「秋の日は釣瓶落とし」というにはさすがに時期尚早でしょうか。
あたりが急ぎ足で夕闇に包まれるころ、校舎の一角、わずかに特別教室だけ煌々と明かりがもれています。
連休明けの今日、高校3年生は「マーク模試」に取り組みました。主に来春の「センター試験」を目して本番さながらに夏の成果を発揮します。
もっとも、本番は2日間に渡って行われますが、今回はそれを1日でこなしたのですから大変です。
7~8科目受験した者は、朝の8:30にリスニングを含む英語100分間から始まって、つい今しがたの18時近くまで問題と格闘したことになります。
途中、若干の休憩を挟んではいるものの、実に延10時間にわたる長期戦でした。
一方、近づく「久我山祭」に向けて各団体も準備が本格化してくるときでもあります。
そこで、例年通り、ただし高校男子生徒に限られますが、本日から通常の活動時間を延長して最大19時下校が許可されます。
ちなみに今日延長を申し出たクラブは・・・
考古学部と、二つの「同好会」でした。
その二つとは、「ギター音楽同好会」と「マジック同好会」。
ともに発足から日は浅く、晴れて「部」に昇格する日を夢見て地道な活動を重ねています。
「長期戦」に「延長戦」。
ともに報われたときの喜びはコールド勝ちのそれにも勝る最上のものでありましょう。
どうか、それぞれの戦士らの努力が報われますように。