正式には梅雨明けが宣せられてはいませんが、
この猛暑続きに、ひときわその存在感を誇って夏本番を伝えています。
炎天の地上花あり百日紅
高浜 虚子
うだるような炎天の下にあっても
色褪せることなく
しかも、隣の花弁同士、互いに決して遠慮することなく
自己主張し続ける紅色の花。
そんなしたたかでたくましくもあるこの百日紅に対する畏敬の念を詠ったものでしょうか。
早くも夏バテ気味な人は、ぜひともこの花から元気をお受け取りください。
自転車置き場にほど近いお宅の玄関先にて盛りを迎えています。
とはいえ、慌てなくても大丈夫です。
なにしろ、百日間は咲き続けますから。(笑)