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「働くということ~人は、なぜ、働くの?」 中学2年女子特別授業.

投稿日2008/5/9

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そもそも何のために勉強をしているのだろう?
 
こうした素朴な疑問を持ち始める中学時代。
しかし、なかなか明快な回答を得られぬままじりじりと時を重ねてしまうのが現実でしょうか。
 
今日の特別授業にお招きした講師の先生は、そんな疑問に真正面から自説を唱えつつ、聴衆である若者代表の生徒らの声にどこまでも誠実に応えてくださいました。
大仰な言い方になるかもしれませんが、この授業をうけることができた生徒諸君の、「明日」からの「勉強」に対する姿勢やその意欲は、今日までのそれと比べ数倍いや数十倍も大きなものになっていくことでありましょう。
 
 中学2年女子 第1回特別授業
  「働くということ~人は、なぜ、働くの?」
    14:00~15:00 小講堂
   講師  小林 惠智(けいち) 先生
       (株式会社インタービジョンコンソーシアム会長)
       専門:組織心理学、経済・経営心理学、教育心理学
       主な著書:『4行日記』・『[入門]セルフ・コーチング』
 
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以下、印象に刻まれた言の葉を拾い集めてみます・・・
 
◇(自己紹介を兼ねて)私は十段の腕前をもっています。・・・柔道三段+剣道三段+空手三段、それに書道一段まとめて十段です。
◇朝食の残りを自分で握り飯にしてお昼にいただいています。
◇大学というところで計12年間学びました。
◇漢字で書けない言葉は使わないことです。
◇「よい人」といっても、「良い人」もいれば「善い人」さらに「好い人」もいます。
◇なかでも「好い人」というのは、とかく「自分に都合のいい人」のことを言います。
◇たとえば、人と10分間話をしたとしても、本当に共有できているのはわずかに4分の1の2.5分間しかありません。
◇「みなさんのお父さんお母さんが生まれる前にあなた方はどこにいましたか?」
◇(先の質問に対する回答として)「人間の細胞という物体は、地球そのものが育んでくれたものなのです。」
◇今の時代を動かしているのは、「みんなと一緒がいい」といった多数派(68%)ではなく、「ちょっとちがう」という少数派(32%)です。
◇どんな職種でもプロとしての意識をもっているならば、決して笑い飛ばしてはならない職業人です。
◇一生懸命に勉強することで、職業の、ひいては人生の選択の幅を広げていくことができます。
◇世の中は多様化しています。簡単によいわるいは決められるものではありません。
◇職業は「チャレンジ」、自分の可能性を広げるための「チャレンジ」です。
◇成功するための秘訣は、「自分を好きになる」こと、「自分を信じる」ことです。それは決して「思い込み」と同じではありません。
 
 
講話中、思い浮かぶ「職業」について全員から聴取しました。
「お嫁さん!」 「ディズニーランドの人!」 「OL・・・」等々。
一つとして同じもののない百数十個の「職業」が集まりました。
そうした数多くの「職業」の中から、自分が就きたいと思う「職業」選択の幅を広げてくれるのはとりもなおさず「勉強」なのだとその必要性を訴えていらっしゃいました。
それもこれも、「農夫」であり、「コンサルタント」であり、さらに「大学教授」であり、「お坊さん」でもある、多彩な「職業人」としての小林先生だからこその説得力でした。
 
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最後に生徒からのこんな質問に対して・・・
「なぜ、『心理学』を学ぼうと思ったのですか?」
 
…その昔、無残にも放置されたいわゆる「無縁仏」の存在を目の当たりにしたことがありました。一方、立派な葬式で祭られる仏様もいる、この違いはどこからくるのだろうと考えました。その考えの過程において、世の中で成功を収める人というのはどういった「心の動き」をしているのか知りたくなったのです。

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