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中学校 第21回卒業式 挙行.

投稿日2008/3/22

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正門横の桜が今にも開花しそうなうららかな陽気につつまれた佳き日、中学校の義務教育を終えた節目として《第21回卒業式》が厳かな雰囲気のうちに執り行なわれました。
 
「希望」
学校長が再三にわたり式辞の中で用いた言葉です。
思えば、中学入試を経て晴れて入学を果たしたときも、
なれない学校生活に対する不安を打ち消すように友と語り合いはじめたときも、
部活動で一回りも二回りも大きな上級生の背中を追い始めたときも、
そこから、さらに貴重な第一歩を踏み出すことができたのは、まぎれもなく「希望」の二文字があったからにほかなりません。
そして、中学卒業という節目のときを迎え、さらなる自立への一歩を踏み出そうとしている今もまた、みなさんを支えているのは同じ「希望」の二文字であるに違いありません。
今日はまさに、「きぼう」号に乗っての船出です。
 
 
ところで、恒例の式後に壇上で一人一人校長先生から証書を手渡される場でのこと。
 
クラスごとに呼び出され「オーーー!」と雄叫びを上げる男子生徒たち。
 
その後につづいた女子のあるクラス・・・
全員が中学女子のシンボルカラーであるセーラーのエンジ色したタイ(リボン)を一瞬のうちに抜き取ったかと思うと頭上高くに翻して見せたのです。
その一瞬に華やかな空気が会場内に吹き込んだことはいうまでもありません。
 
しかし、わたくしが感心したのは、
彼女たちが全員、誰彼ともなくその後にとった態度でした。
 
壇上に上がるまでのわずかな時間に、
各々今一度そのタイをきちんとセーラーに戻し、
身だしなみを整えてから校長先生のもとへ向かったのでした。

 
生徒会長もつとめたN君が
答辞のなかで、
「・・・3年前の入学式のとき、校長先生から『当たり前のことを当たり前にできるようにしなさい』と言われたことを思い出します。そして、実際の中学校生活が始まり、その簡単そうに思えたことがいかに難しいことであるかをつくづく思い知らされたのでした。・・・」
 
彼女たちがその場でみせてくれたパフォーマンスは、まぎれもなく「当り前のこと」でありました。
ゆえに、彼女たちの成長の一端を物語る出来事であったのでした。
 
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式後の昼下がり。
もったいないほどの陽光の降り注ぐ玉川上水から井の頭公園へ。
上水の土手にはお天道様に向かってスイセンがキリリと、
公園の広場には河津桜にかわって寒緋桜小彼岸桜がホワホワと。
 
最後に、それぞれの事情によりこの「久我山」を卒業とともに去りゆくものたちへ。
新天地での活躍を祈念して・・・また会う日まで、さようなら・・・お元気で。

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