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第59回 高等学校卒業式 挙行.

投稿日2008/2/29

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まさに式典日和に恵まれたうららかな陽気のなか、
高等学校第59回目の「卒業式」が行われました。
 
手前味噌ながら、終始けじめのついた、まさに「きちんと青春」の幕引きにふさわしい式となりました。
 
学校長はその式辞の中で・・・
 
・・・「人生におけるフレーム作りは成った。その上でこれからほとんどの者が大学に進むわけだが、今一度『なぜ大学に行くのか』、ひいては『なんのために人は学び続けなければならないのか』を自らに問うてほしい。
 そこで思い出す言葉にあのパスカルの『人間はかよわき一本の葦に過ぎない』がある。がしかし、人はじっくりと『考える』ことをして進化していく。つまりはその進化の果てに『かよわき一本の葦』も『人間』となるのである。
 では、その進化を支える『考える』ために何が不可欠であるか。それはとりもなおさず『読書』である。ロジカルな思考の基となるのは、書物に負うところがなにより大きいことを改めて肝に銘
じておいてほしい。
 加えての『すすめ』は、『学ぶことの楽しい人生を』との願いでもある。もともと『学ぶ』ことは困難を伴い、そうした困難を乗り越えんがためのものでもある。ゆえに『学ぶ』ことを怠る態度はそのまま困難さからのつまりは現実からの逃避にほかならない。
 さて、人生は総力戦なら、今またここで諸君は横一線。そしてまた、『サヨナラだけが人生』(井伏鱒二)なら、ここがまた新たなスタート。
 そんな君らに・・・『勇気』あるものには必ず『道」は開ける。」
 
奇しくもこうした学校長の願いに呼応するように
卒業生総代のK林君が、その答辞のなかで、多くのメディア氾濫の世にあって、普遍の価値を持つ「本」の世界にはその他の情報が持たないしっかりとした「芯」があると訴えていました。
ひいてはそんな「芯」のある人間形成を目指して歩んでいこうとする気概を十分に感じさせるスピーチでした。
 
そして、いよいよ別れの時も近づいて、
その一人一人に去来する思いを歌声にのせて・・・
 
  久我山は時代がどんなに移り変わろうと、騒々しかろうと、
 卒業式にてきちんと「仰げば尊し」「蛍の光」も唱和し続ける学校です。
 
♪~今こそ 別れめ いざ さらば~♪
 
 
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厳粛なセレモニーの後は、
各クラスごとに担任の先生から一人一人名前を読み上げられ壇上へ。
そして、これまた一人一人校長先生から証書を受け取り固い握手を交わします。
 
 
今日の空が象徴するように、湿っぽさのないさわやかな送別のひとときでした。
巣立ち行くちょうど500名の卒業生の前途を心から祝福するように。

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