さきほど(午後7時)の第4回入試合格発表をもって、平成20年度中学入試の全日程を終了いたしました。
最終回の今朝は、今までの中で最も冷え込みが厳しかったように感じられました。そのせいか、登校してくる受験生らの吐く息がその熱気と相まってひときわ白く見えました。
また、一部交通機関の乱れもあって、ぎりぎりに試験場に駆け込むといったハプニングもありました。
しかし、みなラストチャンスにかける気持ちは同じで、必死な形相でペンを走らせていたのが、印象的でした。
そして今、・・・
見事に願いを成就して喜びをかみしめている人もいれば、
残念な結果に地団太を踏んでくやしがっている人もいることでしょう。
どちらの人にもこの「久我山」から
ぜひとも、お願いがあります。
それは、その結果のいかんにかかわらず、
共通するお願いです。
まずは、
「ありがとうございました」
の気持ちです。
君を陰に日向に支えてくれた
ご両親やきょうだいなどのご家族に・・・
今日まで叱咤激励導いてくださった先生がたに・・・
そして、
ともにライバルとして競い合った友だちに・・・
あらためて
「ありがとうございます」
と・・・。
そして、もう一つの願いは、
「小学6年生」
として在ることです。
君たちは今こそ「受験生」から、
本来あるべき大切な「小学6年生」に戻らなければいけません。
残り少ない小学校生活の一日一日を
大切に過ごしてほしいのです。
この友だち、あの仲間、そしてお世話になった先生方と・・・
体よりも数倍大きかったランドセルを背負って始まった小学校生活6年間。
そのランドセルの中に、ぽつんと置き忘れたものがないかどうかこの機会にしっかり中身を確認してみましょう。
きちんと、小学校を卒業するために・・・。
~保護者のみなさまへ~
今年、「久我山」を目指した受験生は延2000名。
昨年を優に上回る志願者数でした。
この数字は、そのまま本校に寄せる期待の大きさと受けとめ、あらためてよりよい学園づくりに教職員一同邁進していく所存です。
たいへんお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。