・・・本を立つるより大なるはなし。」(國學院大學 告諭より)
ということで、本日の午後は高校生数名と「玉川上水」の源へ遡りました。
学校の近く「牟礼橋(ドンドン橋)」から「羽村堰」までの26km。
冬枯れの側道は、落ち葉が敷き詰められ足にはとてもやさしくありました。
ところどころに設けられた「野菜直売所」。
枯葉を蹴り上げるようにしながら家路を急ぐランドセルの群れ。
そして日暮れとともにチラチラとまたたくイルミネーション。
同じ「上水」でも、その土地土地で一味も二味も異なる表情を見せる歴史ある流れのクライマックスは、なんといっても、多摩川との合流地点に佇む「玉川兄弟像」。
すでに、堰に注ぎ込む流れは闇の中にあって、その轟音がその勢いを伝えていました。
「足に、ま、まめが・・・」
ちょうど5時間の「遠足」でした。