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木守り.

投稿日2007/12/4

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通学路の柿の木『木守り』を見つけました。
 
『木守り』とは・・・
 
翌年のさらなる実りを願って、実を木に一つか二つ取り残しておく習慣のこと。
 
それにしても、すべてを取ってしまわずにわずかに「残す」というところが、なんと奥ゆかしいことか。しかも、その行為を「木」を「守る」と書いて「木守り」と名づけるとは、いかにこの国が自然の恵みに感謝し続けてきた民族かを思わずにはおられません。
 
しかしながら、見るからに「熟柿」と呼ぶにふさわしいこの福のいっぱい詰まった残り実を鳥たちが放っておくはずがありませんが・・・。
果たして、どこからともなく甲高い声を響かせて一羽のヒヨドリがやってきました。
 
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しかし、感心したことに、例の「木守り」の実には一切手を(口を)つけず、すでについばまれた実だけを食べては飛び去っていったではありませんか。
人のこころをまるで解するように、鳥たちもまた来年を期して「木守り」に協力をしているかのようでした。
 
生きる知恵
こうした知恵を「生けるもの」同士、共有することこそが、「共生」への第一歩でありましょう。
 
その背景の空が、今日はやけに澄んで青々とまぶしく見えました。
 
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