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伝統の一戦! 《大学ラグビー早明戦》.

投稿日2007/12/3

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この興奮の舞台は、すでに昨日のことになりますが・・・。
 
毎年、師走の第一日曜日といえば、「福岡国際マラソン」と、ここ東京「国立競技場」にて行われる伝統の一戦、大学ラグビー「早明戦」と相場は決まっています。
 
しかも、今年は両チームとも、ここまで対抗戦グループの中で負けなしの全勝対決ということで、スタンドはぎっしり埋め尽くされ、最上部はフェンスを背にしての立ち見が出るほど大観衆がつめかけました。
 
かつて、伝説となった雪のゲームもありました。
冷雨に泥だらけの年もありました。
それに比べ、今の選手たちはなんと幸せなことでしょう。
手入れの行き届いたまぶしいまでの芝のグランド、申し分のない好天、そしてこの大勢のファンの声援。
そんな最高の条件に恵まれて両チームのフィフティーンが元気よくグランドに駆け出してきました。
 
さて、こうしたなかなか得がたい桧舞台に、なんと両チームあわせて4人もの久我山卒業生がスタメンとしてコールされたのでした。
 
 「○番、(ポジション)、○○○○君、○年、国学院久我山高校」
 
その紹介ごとに大きな拍手がうねっては競技場をめぐります。
 
 
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いよいよキックオフ。
先手をとったのは、紫紺の横縞ジャージ、明治大学。
右隅に回り込んでトライを決めたのは、ほかでもない卒業生のM本君でした。
中学高校時代のするどい切れのある走りは、健在というより、ますます磨きがかかったように見えました。
その後は、臙脂色した早稲田大学のワンサイドゲームの様相を呈しましたが、後半に入り、相手の息の根を止めるような駄目押しともいうべきフォワードによるトライをもぎ取ったのも、これまた卒業生の巨漢ロック、H本君でした。気は優しくて力持ち、その柔和な笑顔はこれまた変わらぬものがありました。
さらに、そのプレーがもとで負傷退場となったものの、ハイパントのボールを果敢に取りにいった明治のT田君も、2年生の若さでこの大舞台に抜擢された逸材の卒業生でした。
 
ノーサイドの笛が鳴りました。
終わってみれば、71対7と記録的な大差で早稲田大学の勝利。
スタンドの方々で、「都の西北」の大合唱が響いています。
 
そうした中、わたしは、ゲームの勝敗を越えて、
あたかも、まぶしいまでに成長を遂げていくわが子を
目を細めながら見遣る「父親」のような気持ちをもって
次第にスタンドの影が蔽い始めた
「夢の跡」をしばし眺めていたのでした。

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