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「能面」をつけ、「先達」に訊く? 中学3年女子.

投稿日2007/11/1

秋もいちだんと深まり、霜月、11月に入りました。
 
本日の2時間目、中学3年の女子は、まことにバラエティに富んだ時間を過ごしました。
実際には、二グループに分かれて次週の11月8日と交代するのですが、一つのグループは、女子錬成館にて「能の世界から和のこころを知る」の第二弾、「実践編~体感してみよう能の世界」と題した特別講座に参加しました。
もう一方のグループは、さらに4つの小グループに分かれて「大学生との懇談会」にのぞみました。
 
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過日行われた「能の世界から・・・」の第一弾では、「能」そのもののなりたちや、「世阿弥」の存在について学習しました。
 
それをふまえて今回は、いよいよ「体感」することに!
 
とはいえ、その「姿勢」や「摺足」(すりあし)はともかく、「面」を付けてまでとなると、さすがに・・・・・・。
それが「可能」となってしまったのですから、驚きです。
 
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普通なら触れることすらかなわない「面」つけの貴重な体験を「可能」としてくださったのは、ほかでもない前回同様、卒業生の金春流能楽師、
高橋忍さん
の特別なはからいあってのことでした。
 
 「…構えても、摺足で歩いても、すべての動作が『美しく』なければなりません…」
 
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そう言われてもすぐに出来たら苦労はないのですが、
みな、スリスリスリ……
はたから見ていてもぎこちない動きながら懸命に取り組んでいました。
 
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 「それでは、いよいよ『面』をつけて歩いてみましょう!」
 
なんという幸せでしょう。
般若から山姥まで、9種類もの「面」を用意してくださっていました。
 
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 「面をつける際の作法として忘れてならないのは、
 必ず『面』と向かって
 『いただきます』とあいさつをすることです。」
 
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どの世界でも、「道を極めるに必要な具」としての「道具」には敬意を払い魂を込めて接していることがよくうかがわれました。
 
後ろ髪をひかれる思いではありましたが、次なる会場へ移動するため、そおっと「摺足」にて錬成館をあとにいたしました。
 
 
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つづいて、教室に出向いてみると、すでにそれぞれの会場では和気藹々と「懇談会」が始まっていました。
 
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今回、母校のかわいい後輩のために協力してくれた卒業生は、みな大学の現役3・4年生。
したがって、もっぱらやりとりの中心は、「大学での勉強や、生活のこと」、さらには「中高の時代のこと」など。
 
 
あらかじめ、生徒たちから寄せられた質問には・・・・
 
◆中学高校の時代について
 □ いつごろ大学の志望校を決めましたか?
 □ なりたい職業を考えての選択ですか?
 □ 理系か文系か悩んでいます。
 □ 高3まで部活をやっていて大丈夫ですか?
 □ 英語はどうやったら伸びますか?
 
◆大学生活について
 □ 毎日学校へ行きますか?
 □ アルバイトと両立できますか?
 □ 友達はどうやってつくりましたか?
 □ 大学の試験と久我山の試験とどちらが大変ですか?
 □ 大学で楽しいことを教えてください。
 
◆就職について
 □ 就職活動はいつから始まりますか?
 □ 学部によって有利不利はありますか?
 □ いつごろから就職を真剣に考えましたか?
 
 
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正直言って、どの教室も、先輩と後輩とのえも言われぬ結びつきの強さといったものが感じられてあまり深追いしてお邪魔するのがはばかられるほどに、とてもいい雰囲気をかもし出していました。
 
 
錬成館も教室も
卒業生様様な一日でありました。
 

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