日直が輪番制でその日その日の記録をつけるための
『学級日誌』。
中学生や女子生徒ならまだしも
高校生の男子ともなると、
その内容は、・・・・・・。
まあ、やむをえません。
それでも、
「記録性」だけはしっかりとしていますから、よしといたしましょう。
しかし!
この日、このクラス、高2男子のある日直さんは一味違っていました。
まずは、筆頭の「目標」らんからして、
日常を「日常」で保つ。 案外ムズい。
ときました。
つづいて、「昼休みの状況」らんには、
窓際の黒ネコが可愛かった。 となりの家の。
黒ネコ かいたいなあ・・・。
ちなみに、このクラス、本館の4階です。
そして、この記録文書としての『学級日誌』の中でも
本来、唯一書き手の個性を発揮できる場である
「感想・特記事項」らんで、彼の感性は見事にほとばしり出たのでした。
気候が安定してきた。楽に過ごせそうだ。花粉はヒドいが。
空を飛ぶには羽根がいるが、
羽根があったら
地面にねそべって
星が見られない。
それなら・・・・いらない。