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ケヤキ殿、脱帽です。.

投稿日2007/7/12

前庭の通路を歩いていてあらためて気づいたことがありました。
それは、これから到来する本格的な夏の強い日差しを和らげてくれるケヤキ並木のことなのです。
日に日にその緑陰が急ピッチで濃くなってきてはいるのですが、昨年までとは少々そのボリューム感が異なるようです。

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それもそのはず、何年かに一度の大掛かりな「剪定」作業を行なったのは、年明けから立春過ぎまでの厳しい冬のことでした。そうした時季のこともあって、見上げるものはみな異口同音に「なんだか、哀れやなあ、可哀相やなあ・・・」と同情の言葉を当のケヤキに投げかけていました。

あれから約半年。
最上部のそのとき「剪定」の憂き目にあわずにすんだ枝先は、例年通りに葉が幾重にも重なって影を通路に落としています。

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しかし、目が釘付けになったのは、そうした枝先よりもずっとずっと下方の、そうです、あのとき痛々しい丸裸の幹を露わにさせられた「剪定」の切り口付近から、あたかも四方八方に水の造形美を演出してやまない噴水のごとくに勢いよく伸びた若枝の群れだったのです。 もちろん、その枝先には上方の親枝のそれとまったく遜色のない立派な葉が生い茂りつつありました。

「・・・ただでは起きぬ」このケヤキの姿から、生きることへの執念を、そしてみずみずしいまでの生命力を、しかと実感させられたのでした。

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そんなケヤキ下のベンチに腰を下ろした数名の中学生たち。
試験を終えての疲れを微塵も感じさせないかれらのにぎやかではつらつとした姿が、その若枝の群れと重なって見えました。

期末試験も、残すところ明日1日のみ・・・。
ますます、にぎやかなキャンパスがもうすぐもどってきます。

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