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救命講習会.

投稿日2007/7/11

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昨日に続いての教職員対象の勉強会。
今日は、最近街中でもさかんに見かけるようになった
「AED(自動体外式除細動器)」
本校でも校内2箇所に設置したことをうけて
万が一の場面で教職員の誰もが
きちんとした「バイスタンダー」(その場に居合わせた人)として
正しく使いこなしていけるようにということで講習会をひらいたのでした。

さて、当初「AED」の取り扱いをマスターすればいいかと
少々高をくくっていました。
しかし、いざ始まってみると、「AED」以前の重要な「応急手当」から
マスターせねばなりません。

一口に「応急手当」といってもその目的は3つ、
 ① 救命
 ② 悪化防止
 ③ 苦痛の軽減
この3点を実現するためになにより大切なのが、
傷病者(「患者」とは呼びません)の状態をつねに確認しながら行なうことです。
今日は、たいへん顔色が悪く、反応もまったく期待できない下半身を切断された重篤なる「傷病者」(人形)が何体も床に横たわっていましたが。

実は、わたくしは過去に2度ほど同様の講習を受けたことがありましたが、このたび「胸骨圧迫」と「人工呼吸」の割合が大きく変化していたことに驚きました。
以前は、15:2、つまり1サイクルが、2回息を吹き込んだら15回圧迫を加えるといったものであったのに、現在ではそれがなんと、30:2までに「圧迫」の割合が倍増していました。
そうすることで、血流のポンプの役目を果たす心臓の働きをより強力に蘇生させることができるのだとか。

したがって、その動作は「強く、速く、絶え間なく」。
しかも、30:2を×5セットですからなかなかハードです。
おそらくこちらの心拍数は相当に上がっていたにちがいありません。

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さて、休憩をはさんでの後半は、いよいよ「AED」の取り扱いへ。
これがまたすぐれもので、電源を入れさえすればあとは
音声案内にしたがっておこなうだけでいいのです。

とはいえ、機械だけに頼ってばかりもいられません。
身体が濡れていれば少なくとも心臓の付近は拭き取らなければなりませんし、
プールサイドのような濡れた場所からは傷病者自身を慎重に移動しなければいけません。
さらにネックレスのような装身具は・・・、ペースメーカー装着者は・・・、
こうしたイレギュラーな状況に対しては人間自身の判断力が不可欠になります。

午後1時に始まった講習会も実技をこなしているうちに、気づけば4時をまわっていました。

「それでは、最後にテストを行ないます!80点以上が合格です。もしそれに達しなかったら、残っていただき補講を受けていただきます!」

「えっーーーーーー!(きいてないよーーー!)」

抜き打ちテストされる生徒の気持ちがよーくわかりました。
わずか20問の○×(正誤)問題でしたが、もうドキドキです。
そして、運命の答え合わせ・・・

さすが、先生方です。満点の方がほとんどでした。
その中で、生来おっちょこちょいのわたくしは2問落として90点。
なんとか、及第点には達していましたが、緊張して「心肺停止」するのではないかと心配することしきりでした。

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