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職員研修会 《進学指導編》 が開かれました。.

投稿日2007/7/10

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試験期間の午後を利用して、子どもらに負けじと先生方もまた勉強会を開きました。

今回のテーマは、「大学入試の現況と本校の進路指導」
特別に外部講師として、業界大手のB・コーポレーションのKさんをお招きして、昨今の大学を取り巻く状況をあらためて確認していただきました。
一口に言って、いわゆる大学全入時代に入り、急速に大学の淘汰が進み二極化している状況がデータからも読み取れました。

つづいて、そうした状況にあって、本校としての進学指導のあり方、数値目標などが「進路指導部」の先生から示されました。さらに、いまや大学入試の第一関門とも言うべき「センター試験」への各教科の取り組みとその問題点などがそれぞれ教科の代表の先生方により報告されました。

ところで、こうした研修会が開かれることで求められるものは、いわずと知れた、「今」という時代に即応した「合理性」であったり「効率性」であったり、そしてなにより「即効性」であることは明白なことでありましょう。
確かに、この点をないがしろにしていては、新たな展開は望むべくもないし、時代に取り残されてしまう危険性をもはらんでいます。教育機関とはいえ、「私学」である以上、最終的に寄りかかることのできる大きな後ろ盾があるわけではなく、自分の身を立て、支えるのは、全て自分自身の力にかかっているのです。

しかしながら、わたくしは今日あらためてこの研修会でマイクを握った先生方の「一教科人」としてプロ意識、つまりは良識を垣間見ることができたように思いました。

そう、それは時代がどうあろうとも普遍の真理としてあるところの教育者の良識とでもいったものでしょうか。
それはひとつに、
「真の学力を身につけるには、気の遠くなるような長い長い道のりを経ていかねばならない」
ということであり、もう一方で、
「一つの教え(教科)の結実は、その周縁に存在する他のすべての教え(教科)との統合された知識とそれが昇華した知恵によってなされる」
といった二点に収斂されるものでありましょう。

この二点を先人は、
「学問に王道なし」
というひとことに託したのだろうと思います。

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そんなことを思いながら、学校を後にすると目の前であいにく道路工事をしていました。
そうした現場ではよく見かける「まわり道」の立て看板が目に飛び込んできました。

「急がばまわれ」

教育の真理をするどくついた究極のパラドックスです。

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