在校生の保護者の皆様にお知らせです。
このたび、「父母の会」主催の「保護者勉強会」が開催されることになりました。
そのテーマは、「親力」と「コミュニケーション」について。
自我の目覚めと反抗期、そんな大事な成長過程の真っ只中にある「中学生」。
はたして、ひとつ屋根の下で「親」はどうあるべきなのか。
どんな「コミュニケーション」のかたちが求められるのか。
※平成24年秋に実施された「勉強会」の様子は こちら
2012.10.27 「勉強会」の様子より
みなさまお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
日時 11月7日(土) 13:00~14:30 (開場12:40)
会場 小講堂(理科会館4F)
演題 保護者のための「親力をアップする:コミュニケーションセミナー」
対象 本校の保護者
講師 戸村 充男 先生 ビジネスコーチ 株式会社キャッチボール代表取締役
※ご希望の方は、本日配布された申込書を10月17日(土)までに担任へご提出ください。
ところで、「キャッチボール」と聞いてわたくしには大切にしている文章があります。
一個のゴムのボールがAからBに投げられる。(中略)ボールが互いのグローブの中
で、バシッと音をたてるたびに、二人は確実な何かを(相手に)渡してやった気分にな
る。その確実な何かが何であるかは、私にもわからない。だが、どんな素晴しい会話
でも、これほど凝縮したかたい手ごたえを味わうことはできなかったであろう。(中略)
手をはなれたボールが夕焼けの空に弧をえがき、二人の不安な視線のなかをとんで
ゆくのを見るのは、実に人間的な伝達の比喩である。終戦後、私たちがお互いに信頼
を回復したのは、どんな歴史書でも、政治家の配慮でもなくて、まさにこのキャッチ
ボールのおかげだったのではないだろうか。 寺山修司 『戦後詩』より