冬の季節、七限目の終わりともなればもう夕暮れ時である。
本館五階の窓から眺める久我山の木々は背が高い。
てっぺんにいくほど細かくなる枝の先に何かを感じる。
高校新聞部 『KUGAYAMA PHOTO JOURNAL』第一号
〜記念すべき1ページ目のキャプションより〜 (2014.2)
時の流れは早いもの。
あの衝撃的な「新聞」発行からはや5年近くもの月日が経ってしまいました。
その時、卓越した文章力と決定的瞬間を逃さず切り取った写真に加え、緻密にして地道な取材を通じて紙面構成もよろしく産声を上げた『KUGATAMA PHOTO JOURNAL』。その後、3号まで発行して「新聞」とともに「卒業」となった部員たち。
当時、高校1年生だった彼らも、今大学生活の折り返しの時を迎えています。互いに進路は異なれど、それがかえって、刺激となったらしく、今年夏前に再会した際、自分達の現在の「学び」について夜を徹して熱く語らったとのこと。
そこで、提案されたのが、是非とも自分たちの大学での「学び」を母校の在校生たちに紹介しつつ、語り合いたいというものだったようです。
こうして、その実現に向けて「久我山アカデミー」の発足となり、あらためて同志を募り、この度六名の卒業生が集い、記念すべき第1回目の「研究発表」と「パネルディスカッション」を催す運びと相成りました。
従前の「合格体験談(を聴く会)」や「(大学の先生による)模擬授業」とはまったく趣きを異にする新企画の「久我山アカデミー」。
身近な「先輩」たちの「学び」の現場に直にふれることのできるチャンスです。
高校生はもちろん、中学生も大歓迎。
この機会に、君もぜひアカデミックな時間をお過ごしあれ!
※ 詳細は こちら(pdf)