今朝、実施された中学1年生対象の国語夏期課題テストから、珍答・迷答を集めてみました。
◆〈故事成語〉編
*鼎の【値】を問う
…貴重な鼎だけにその値段はたしかに気になりますね。
*鼎の【重量】を問う
…ダンベル代わりにでもしようと思ったのでしょうか。
*画竜点【眼】
…うーん、惜しい。点眼薬(目薬)さして今一度確認しました。
*画竜点【滅】
…この絵はアニメのようですね。竜がウィンクしていますよ。
◆〈ことわざ〉編
*言わぬが【得】
…確かに「沈黙は金」とも。
*濡れ手で【泡】
…しっかり水に流して! このあやまちもね。
*濡れ手で【栗】
…痛っ! 濡れた手でもさすがに素手でいがぐりは。
*【家宝】は寝て待て
…眠ったお宝を夢見て「おやすみなさい…」
*【弓】矢のごとし
…「矛盾」に次ぐことわざの誕生でしょうか。
*【虫】の川流れ
…嗚呼、哀れなり。ほどなく川魚の空腹を満たすことになりましょう。
といった調子で、次から次へと…
退屈しないとても楽しい採点のひとときでした。
こうして『馬脚を現す』ように、みんな【頭角】or【正体】or【素性】をあらわしたようですね。(笑)
※ 正解と解説は次ページ ↓
*鼎の軽重を問う
*画竜点睛
*言わぬが花
*濡れ手で粟
*果報は寝て待て
*光陰矢のごとし
*河童の川流れ
*馬脚を現す
辞書サイト『故事ことわざ辞典』より