♪~長崎は今日も「晴れ」だった~♪
さて、今日は待望の長崎市内班別自由研修の日。
グラバー園を起点にして平和祈念像前をゴールとする約半日、あらかじめ学校で立てておいた計画にしたがっての見て歩き。
天気も申し分のない快晴のもと、この日はカステラ屋さんの袋を提げた詰襟姿の高校生のグループが市内のいたるところで見受けられました。(笑)
それでは、生徒諸君に負けじと執筆者が巡った「長崎 懺悔と反省の旅」をご覧ください。
まずは港が見下ろせる思案橋付近にてこれからの動きを思案中。すると目の前にレトロな雰囲気の現役交番がありました。
思案の結果、かつて隆盛を極めた料亭の「中の茶屋」へ。手入れのしっかり行き届いた落ち着いたお庭が印象的でした。
河童の図で有名な清水崑の記念館も兼ねていました。
つづいては、お隣の「梅園身代わり天満宮」へ。字が上手になるという瓦や、ボケ防止の撫で牛など、たいへんありがたい神社でした。
唐寺の代表「崇福寺」や、禅寺の「大光寺」など、朝から料亭へなどと考えた罰にお寺をめぐって反省開始です。
中島川にかかる「眼鏡橋」を渡って長崎公園を目指します。
とうとう、長崎奉行所のお白洲へ引き出されてしまいました。「長崎歴史文化博物館」は長崎が文字通りぎっしりつまっていました。
次は、JR長崎駅近くの「日本二十六聖人殉教地」へ立ち寄りました。二十七人目になりませんよう・・・(笑)
しだいに被爆の中心に近づいてきました。 「山王神社 一本柱鳥居」は、その威力を十分に物語っていました。
「浦上天主堂」の首の吹き飛んだ石像もまた歴史をしっかりと語っています。
「己のごとく人を愛せよ」
永井隆博士の遺徳を偲び、「如己堂」の見学をもってわたくしの「懺悔、反省の旅」は終了となりました。
ふたたび、平和祈念像前に全員集結してからは、平和公園内をめぐり原爆資料館へ。そこでは、十三歳の中学1年生で被爆した丸田和男さんの「体験講話」を拝聴することもできました。
「話したくないという気持ちと
話さなければいけないという気持ちが
正直相半ばしています。」
「戦争がなければ平和といえるのでしょうか。
日々の生活の中でひとりひとりが
小さな平和を築いていくことが必要でしょう。」
明日は、最終日になります。
大宰府にてしっかりと「今後」につなげていきましょう。