今にも泣き出しそうな梅雨空ではありましたが、この機会にぜひ学校の様子を見たいと駆けつけてくださった受験生の思いが天に通じたものか、午前中は雨の影響もさほどなく「学びの道」に沿って続く欅並木の緑陰のもと無事に《オープンキャンパス》を開催することができました。
なお、今年もその名の通り学校生活の「ありのまま」をご覧いただいただけでなく、中学・高校それぞれの「入試報告会」も同時に行われ、各入試科目の分析結果の解説などを通じて、今後の受験勉強に直結するところの具体的なアドバイスが行われました。
折しも、昔から多くの人々を集い結ぶといわれるヤマモモ(山桃)が、南庭でたわわに実っています。
また、文科会館横の植え込みでは、「友情」を花言葉にもつヤマボウシ(山法師)が、純白の爽やかな「袈裟」を広げて清々しい雰囲気を醸し出していました。
はたして、そんな「今ここ」のありのままの「久我山」の姿は、 みなさまの目にどのように映ったでしょうか。
この《オープンキャンパス》が、「久我山」の今と、受験生のみなさんにとっての未来を予感させる有益な機会となっていただけたなら幸いです。