毎年この時期に高校2年生を対象に行われている現役大学生によるアドバイスの会。
今回も、文理それぞれ、国公立大学や私立大学に在籍する「先輩」たちが11名もかけつけてくれました。
来年いよいよ本格的な「受験生」となる「後輩」たちからの率直な質問に、なにより自らの体験に基づく生きた「言葉」がプレゼントされていました。
「学校の勉強をきちんと出来ないようでは塾との両立は難しいですよ。」
「ぼくは数学が苦手でしたが、基礎、基本をおさえていれば、あとからなんとかなります。 ですから、やはり基本をしっかり身に付けておくことが大切ですね。」 〔Fさん:東京大教養学部(文系) 〕
「センター試験の客観問題については、まず二択に絞り込むこと、その上で、それらが問いかけの段落に合致しているかを検証すれば正解に行き着くことができますよ。」
「日本史は、過去問から出題される傾向が高いので、僕の場合、25年分やりました。また、教科書の脚注や資料集もすみずみまで確認しておくことです。」 〔Mさん:一橋大学商学部〕
「私の場合、センターはおそらく最下位に近い出来だったと思います。それでも合格できたのは二次で逆転できたからでしょう。」
「国語が苦手でしたが、漢文は好きでしたから独学で準備しました。」
「大学の講義は90分が基本ですから集中力が勝負となります。そして理系の場合は時間割がびっしり詰まっています。」 〔Iさん:横浜国立大学理工学部〕
「学校の勉強をないがしろにしたら絶対に駄目ですよ。」
「大学には留学生もたくさんいて、講義もユニークなものがあります。僕はペルシャ語も少しかじってみました。」 〔Gさん:東京大学教養学部(理系)〕
「久我山という学校は、厳しいようですが、実のところ、その分、守られていると思うんですよ。」
「遊びがない者は伸びないよ。息抜きの方法を知らないってことだから。要するに切り替えなんだよね。」 〔Hさん:慶應義塾大学理工学部〕