年々歳々、地道な活動を積み重ね、今年でちょうど40回の節目を迎えた定期演奏会。
「…今年は特に歴年の先輩方が創り上げた「伝統」を保ち続けながら
何か新しいことを創造しようと試みた…」とのこと。 (定演実行委員会の挨拶文より)
その言葉の通り、本格的な「行進曲」や「詩曲」から、桜を想起させる和風な曲まで、一部と二部ではとてもバリエーションに富んだ玄人好みの素晴らしい演奏が披露されました。
また、今宵がラストステージとなる高校三年生21名が曲選びから演出まで全てを創り上げたという第三部もまた、その構成や展開にも創意工夫のあとが見られました。オリジナルステージゆえの解放的でのびやかな雰囲気に決してのまれることなく、最後まで一つ一つの音を大切に奏でていたのがとても印象的でした。
中学生も含め総勢85名の部員たちによる、年に一度の晴れ舞台。
開演の頃、雨風がにわかに激しさを増し、あいにくの荒天に見舞われましたが、それでも熱心に足を運んでくださった多くの来場者の方々をはじめ、裏方に徹したたくさんのOB・OGたちに支えられ、盛大な拍手とともに無事幕を閉じました。
第1部・第2部より
第3部より
お足元の悪い中にもかかわらず
ご来場くださいまいまして
誠にありがとうございました
吹奏楽部 一同