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「壮大」な夢に向かって.

投稿日2012/5/17

今年もいよいよ南庭にお目見えしました。
その花は、「初夏の桜」と呼びたくもある「エゴノキ」。
 
ほんのわずかな期間にのみ、葉脈が透けて見えるやわらかい若葉を笠代わりにして、すべて下向きに咲く実にお淑やかで控え目な白い花です。
それでも、その花言葉は、「壮大」。
このあとにひかえる飛躍と情熱の季節を呼びこむ花だからでしょうか。
 
ところで、今朝のこと。
野球部の監督さんがある新聞の切り抜きを手に職員室中を回っていました。
とてもうれしそうに満面の笑みを浮かべながら・・・。
 
その記事は・・・
 
  本校卒業生、河内貴哉投手(左投・左打)が広島の「育成選手」から
  ふたたび「支配下選手」となることを伝えるものでした。
  思えば、99年、ドラフト1位で広島に入団。
  04年には8勝を挙げるなど活躍もしましたが、その後左肩を痛めて戦線離脱、
  08年以降一軍登板はなく、09年には戦力外通告を受けました。
  しかし、あきらめることなく10年からは育成選手として野球をつづけ、
  今季は2軍で12試合に投げ、1勝0敗、防御率2・08の活躍を見せていました。
  このたびその努力が買われふたたび「赤ヘル」の一員に返り咲くことになったのでした。
  そして背番号も、なんと「124」から、あの「24」へ。
  球団の期待の大きさを物語っています。
 
  「大好きな野球ができる幸せに感謝したいと思います。」と
  ドラフト直後の記者会見にて
  実にさわやかに語った「18歳」も、はや「30歳」。
  「いつクビになってもおかしくないのに、
  長く育成というチャンスをくれた球団のためにも、
  そして、ずっと仕事ができていなくても忘れずに
  声をかけてくれたファンの方々のためにも、
  1軍のマウンドで投げたい」と
  苦労人はさらに感謝を忘れず
  あくまで謙虚に大きく成長を遂げていました。
 
 
エゴノキは、シンボルツリーでもあります。
河内貴哉選手が、球団の、ひいては球界の
シンボル的存在とならんことを祈りつつ・・・。
 

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