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女子部中学2年特別授業 「女性と仕事」.

投稿日2012/5/11

「・・・高校時代は部活動(卓球)に熱中する毎日で、一日に四度の食事をしないと身体がもたないほど動き回っていました。さらに大学生になってからも、積極的にアルバイトをしましたし、「アジア青年の船」の活動に参加したりして、徐々に社会の外に目を向けるようになっていきました。その後、いろいろな仕事を経験しましたし、結婚してからも、夫を残してアメリカへ単身赴任したり(笑)・・・」
 
こんなアグレッシブな生き様を、明るくさわやかに、そしてなにより自信に満ちてお話しくださったのは・・・
 
     四方 ゆかり  (よも ゆかり) 先生
     グラクソ・スミスクライン株式会社 取締役
 
恒例となった女子部中学2年生対象の特別授業、「働くということ」。
今年は、講師が女性であることも手伝って、女性による女性のための授業が実現しました。
 
以下、拝聴することの出来た前半の様子です。
 
「・・・『私』の未来がどうなっているのかを考えるには、まず女性の立場から今後の『世の中』自体がどうなっているのかに目を向ける必要があります。
従前の女性の在り方は、就職、結婚、育児とある程度固定化した流れをもっていました。
しかし、現代社会は、たとえば、夫が失業したり、十分な収入を得ることの難しいボランティア活動などに意義を見出したり、あえて家庭内にとどまったりと、こうした男性側の生き方の変化に応じておのずと女性もまた今までのようには立ち行かなくなってきたのです。
加えて、2010年の国内データによれば、30歳の女性の半数が未婚であるということも見逃せません。
いずれにしても、これからの世の中、一生を通じて安心、安泰な状態が続くことなどあり得ないという覚悟が必要です。
であるならば、誰かに頼らなくても生きていけるような自立した女性を目指すべきなのではないでしょうか。
それゆえに、仕事に対しても、「とりあえず」といった「腰掛け」的な態度ではダメなのです。
そもそも、「仕事」とは、学校での「勉強」とは異なり「私自身」が商品なのであって、自分を買っていただくことにほかなりません。
また「仕事」をすることで、「時間」・「体力」・「気力」というものを「お金」と引き替えにしているのです。
さらに、その「仕事」をすることに「価値」「喜び」を得て「達成感」を味わいつつ、そうした自分自身に「誇り」をもてるようでなければならないでしょう。
その物差しとして、単に「お金」ではなく「世の中のためになっているか」という点が重要になってくるのです。・・・」
 
つづく後半のお話については、その後届いた「レジュメ」にしたがってまとめてみましたのであしからず・・・
 
「・・・これからの「仕事」の舞台は、国内に留まらずますます「世界」に広がっていくことになるでしょう。モノに限らず、人も技術も国境なきボーダレス化が進んでいくのです。そのことは、地球規模での協力や、逆に競争の激しい時代であることを意味しています。
このように、実際に「仕事」を始める前に、まずはよく「世界」を自分の目でしっかり見ておくことが大切です。
それと同時に、内側にも目を向けて、「私が本当にやってみたい仕事はなんなのか」と自問しつつ、多くを学ぶことで、自分自身の存在にたくさんの選択肢を持つことが重要です。
要するに、それは「私」の「可能性」を広げる事にほかなりません。
最後に、その「可能性」を広げるためにはどうしたらいいのでしょうか。学生時代のうちに取り組んでおきたいことをまとめてみましたので参考にしてみてください。」
 
  * 勉強する
  * 本・新聞を読む
  * 旅行する
  * 色んな人に会って話を聞く
  * お金を稼いでみる
  * SNSを活用する
  * お父さんお母さんに仕事の話を聞く

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