この連休中、いろいろなクラブが各所で大活躍!
とはいえ勝敗は時の運もあり。見事上部大会へ駒を進めたクラブもあれば、悔しい負けを喫したクラブもあり、その結果は悲喜交々であったようです。
ところで、試合本番で人一倍活躍する選手というのは他の者といったいどこが違うのでしょうか。ふだん、同じ時間、同じ環境のなかで過ごしているにもかかわらず、次第にその伸長度に開きが生じてくるのはどうしてなのでしょうか。
この点について、今朝の「中学朝礼」では、今井教頭先生から次のような指摘がなされました。
「たとえば、大所帯のサッカー部にあって、ベンチ入り出来るのはわずかに20名ほど。さらにその中からピッチに立てるのはイレブンのみ。当然サッカーそのものの技術については、文句なしの高レベルで横一線といえましょう。しかし、さらにその試合のなかできちんと結果を出すような活躍をみせるものに共通しているのは、顧問の先生いわく・・・
* バッグやボールなどの備品から私物にいたるまできちんと整理整頓している。
* 試合前にはむやみにぺちゃくちゃおしゃべりすることなく集中力を高めている。
* ひとたび家に帰れば家族の一員として何かしらの手伝いを励行している。
といった要素なのだそうです。」
まさに目から鱗が落ちる事実です。
このことはスポーツの選手に限ったことではありません。
人が伸びるためのヒントは、
意外にもこんな身近なところにあったのです。
「さらに加えて、伸びゆく選手というものは、
監督やコーチが他の選手に対して叱咤激励している時であっても、
決して他人事とせず、自分のこととして受けとめることができています。」
この機会にあらためて物事への取り組み姿勢について考え直してみたいところです。
すべては自分自身の可能性を伸ばすために・・・