今年もたわわに花をつけました・・・西二号館南庭にて
みなさんは、『それぞれの季節』という記念歌をご存じでしょうか。
本校では、節目ごとに同様の記念歌が生まれてきましたが、それらは『久我山讃歌』(創立35周年記念歌)に代表されるように、いきおい男子校の色彩が強いものでした。
そうしたなか、昭和60年、高校に女子部が発足してからというもの、女子生徒向けの記念歌の誕生が心待ちされました。そして、ようやく女子の卒業生も二期生まで巣立った平成元年、新たな時代の幕開けに呼応するように創立45周年を記念して制定されたのでした。
その歌詞も、メロディも、まさに「久我山女子」にふさわしいたおやかな調べを奏でて現在に至っています。
創立45周年記念歌
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作詞 村田 さち子
作曲 青島 広志
1.あふれる命を風にのせて
欅の若葉が歌ってた
流れる光を両手にあつめ
薄紅海棠燃えていた
※ あの日ここから始まり
いくつも季節を数えながら
あの人にめぐり逢い
あの人と語り あの人と生きた
素晴らしいあの人と……
2.果てない宇宙に夢を放ち
仰げば富士が見つめてる
心の深みに翼を残し
小鳥がグランドぬけてゆく
いつかここから旅立ち
どんなに季節を重ねようと
いつまでも忘れない
あの川を渡り あの杉をくぐり
通いなれたあの道を……
※ (くり返し) ah!
折しも今日は中高とも、生徒会役員ならびにHR各種委員の任命式が行われました。
「…自薦他薦を問わず選ばれた者としてその責任を全うしてください。昨年中学生の中からマナー向上を目して手作りポスターが生まれたように、また高校執行部が校内に〈生徒会新聞〉と銘打った掲示板を設置したように、失敗を恐れることなく積極的に活動して欲しいと思います。なにかしら委員となったみなさんは、創意工夫の末にものごとを成し遂げていく貴重な経験を積むチャンスを得たのですから…」
学校長からあらためて激励のことばがおくられました。
さて、
今年もどんなふうに
「それぞれの季節」がめぐるのでしょうか。