本日の入試は、昨夜来から続く雪の中での実施となりました。 冷たくもあり、さまざまな支障をきたすことからも 避けられることの多い存在ですが、 実のところ、「雪」は古来から 豊かな実りの「吉兆」として愛でられてきました。 新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事 大伴家持 『万葉集』より 〜新しい年の初めの初春の今日、 降り積もっていく雪の様に 良い事が、ますます重なっておくれ〜 そんな古歌にあやかるように、 一人でも多くの受験生に さらに「吉事」(よごと)が 降り積もりますように…。