朝ぼらけ有明の月と見るまでに
「武蔵野」の里に降れる白雪
夜が白み始めたころ、
有明の月の明かりでこんなに明るいのかと見違えてしまったけれど、
この明るさは、「吉野」ならぬ「武蔵野」の里に降った
真っ白な雪だったのだなあ…
元の歌は、『古今和歌集』に収められた坂上是則の作。
まさに、そんな厳寒の朝に、男子部中学3年生の「寒稽古」が一日遅れで始まりました。
聞けば、この後も記録的な寒波に見舞われるとのこと。
稽古そのものの時間以上に、温い寝床から意を決して飛び出すことの方が厳しい稽古といえるかもしれません。
色々とご協力くださっているご家族の方々とともに…