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書は心の鏡.

投稿日2008/1/16

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今、中学生の教室の廊下には、全員の書初め作品が展示されています。
 
 高い理想
 清新の気
 開拓精神
 躍動の美
   ・・・・・・・・
 
どれも、その意味するところがあまりに立派過ぎて、書く以前から気圧されてしまいそうな課題の文句ばかりですが、若い生徒諸君はまったくそんな心配もよそに、実に堂々とした筆運びを見せ、力作が並んでいます。
 
ところで、ひところ流行った丸文字風な字形ですが、最近はほとんど見かけることがなくなったように思います。
それにとってかわって、メールでの「絵文字」などがそうした個性的とされる「ちょっとした気持ち」を付け加えるのに一役かっているのかもしれません。
 
しかし、おもしろいことにそんなメールの世界においても、お決まりの活字や絵文字に飽き足らず、より「手書き」風なものが好まれているのだとか。
 
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「書は心の鏡」とも。
どうやら人は、目にする「文字」を通じてその書き手の「心」を垣間見ることができるようです。
 
そんなことを思いながらあらためて書初め作品を眺めていると、その一画一画から、その時その場の緊張感や動揺などが伝わってきます。
こればかりは、字が上手か否かということを越えたところのものでありましょう。
 
なお、この書初め作品は、同じく冬休みの課題であった「版画」に切り変わるまでのあと約一週間ほど展示されている予定です。

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