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好きなこと ~『校報』〈自由席〉より~.

投稿日2007/6/20

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明日発行される『校報』(弟582号)が一足はやく手元に届けられました。

『校報』は、家庭と学校とをつなぐパイプ役として、創刊時点から一号も欠かさずに毎月発行されている機関紙です。
「報道・記録」に「教育」を加えた三つを編集の柱に据えて、かれこれ半世紀にわたり「久我山」の歴史を綴ってきたことになります。

最近、個人的に楽しみにしているのが、巻末におかれた1200字程度のコラム、〈自由席〉です。
まさにその名の通り、先生方の自由な寄稿によるコーナーで、その人柄に触れられたり、また意外な一面が垣間見られたりと 魅力に満ち満ちています。

今回は、地歴公民科のK.I先生の「父の一言」と題した文章でした。
小さな縫製工場を営む父親。職人気質のそんな父の背中を見て育った息子の選んだ仕事は、まったく畑違いの「教師」。
しかし、「教師」になって5年後、転機が訪れます。 父親が病に倒れたのです。幸い一命はとりとめ大事には至らなかったものの、このことを契機にして「教師」の職を辞し家業を継ぐことに。
ところが、現実は厳しく働けど働けど赤字続きの経営状態。
そうした状況にあっても、一生懸命に仕事を続ける父親にある日「なぜ?」と尋ねてみます。

 「服が好きだからだよ。」

 
 衝撃的だった。

 
 「だからお前も好きなことをやれ。
  好きなことなら一生懸命になれる。」

 

この父親の「一言」で、
先生はふたたび「教師」の道へ、そして縁あってこの久我山の教壇へ。

 

「好きなことなら一生懸命になれる。」

なんと胸がスカッとするさわやかな一言でしょう。

 

思えば、今日は三鷹の「風のホール」にて
中高の音楽部(コーラス)による定期演奏会が催されました。
歴代のOB、OGにお母さん方までもステージを彩って・・・。

 歌うことがなにより「好き」だから

ステージから響く歌声には、そんなメッセージがこめられていたことでしょう。

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