「通学路にこんなかわいらしいドングリたちが落ちていましたよ!」
国語科のI先生が少年のように目を輝かして届けてくれました。
そこへすかさず生物のS先生曰わく、
「ああ、これはドングリの中でも、椎の実ですね。
…しかも、食べられるんですよ。」
と、ニヤニヤ。
にわかに、この塊がいとおしく感じられました。(笑)
ところで、「どんぐり」といえば、誰もがご存じのあの歌を思い出します。
どんぐりころころ ・・・
さて、このあとは?
どんぐりこ? どんぶりこ?
正解は…「お池にはまって」しまうのですから、「どんぶりこ」ですね!
あらためて・・・
どんぐりころころ どんぶりこ
お池にはまって さあたいへん
どじょうが出てきて こんにちは
ぼっちゃん いっしょにあそびましょう
どんぐりころころ よろこんで
しばらくいっしょに 遊んだが
やっぱりお山が 恋しいと
泣いてはどじょうを 困らせた
どんぐりは、土がなければ生きていけません。
水の中では生きることができないのです。
一方、どじょうは冬眠のために何でも口にする雑食の生き物です。
厳しい冬を乗り越えるためには、木の実はなによりのご馳走です。
この原曲になぜ「3番」が存在しないか、お分かりになりましたか。
このあとにつづくドラマとしては…
どんぐりがどじょうに食べられてしまうシーンを描くしかなかったから
とのこと。
またしても、ますますこの塊がいとおしく感じられてきました。