行事に出かけていた学年も含め、あらためて全校生徒がそろっての新学期スタートとなった今日、朝礼にて開催まで秒読みとなった《久我山祭》のポスターが紹介されました。
今年のテーマは、文化の祭典にふさわしい「藝 ~Art~」。
○「藝」を用いた熟語に「藝術、文藝」がある。
○「藝」には人間が知恵と腕によって編み出すという意味があり、
文武両道を掲げている本校にぴったりであり、頭と身体を駆使して文化祭を作り上げていきたい。
○読み方の「アート」には「藝」と同様に「藝術、美術」だけでなく、「技巧」という意味もある。
以上の3点をふまえ、装飾や展示の雰囲気を統一し久我山祭を一つの作品として皆さんと創りあげたいと思います。
~生徒会「掲示板」より~
そのポスターとして採択されたのは、女子部高校3年生S.Hさんの作品でした。
中央に、ずばり「藝」の文字を配し、鳥や蝶などがその周縁の空間を創造しつつ額縁の中から飛び出してくるような構図は、自由に躍動し飛翔する「Art」を見事に表現しています。
さらに、未完成ゆえの美しさを感じさせる真紅の薔薇もまた、見るものの目を射貫くような魅力に満ちています。
《久我山祭》開催まで、あと16日。
当日はこの久我山台上にどんな花園が現出されるのか、今から楽しみになってきました。