新涼の雨や芭蕉をひるがへし 前田 普羅
あの奥の細道を旅した江戸の俳聖が、自らの俳号としたといわれる「芭蕉」の大きな葉も、今日のような激しい雨にはたまらず身をひるがえすしかないことでしょう。
折しも、本日は「中学登校日」。
「夏休み」もあと10日ほど。
異常気象といわれ、記録的な猛暑がつづいていたのはつい昨日、いや正確には今朝までのこと。
ちょうど、「夏期課題」の一部を手にして中学生が登校してくるのに合わせるように、「新涼の雨」が一気に学内を煙らせました。
あたかも、「猛暑の夏」を追い遣り、「夏休み」の終わりを宣するかのように・・・。
うれしいやら、かなしいやら・・・。
そこの君! 残りの「課題」は大丈夫?
こればかりは、決して水に流せませんぞ!(笑)