信州高遠から帰校したばかりの中学1年生が一堂に会して、
恒例行事である《久我山周辺地域探訪》の事前学習会が開かれました。
「灯台もと暗し」とも。
大正年間の「関東大震災」にて被災した深川など下町の寺院が、
いわば「集団疎開」してきたことで形成された「烏山寺町」。
そして、かつて「人喰い川」と恐れられた「玉川上水」の流れなど・・・。
そうした地元の「久我山」周辺に隠れた文学や歴史をあぶり出すフィールドワーク、《地域探訪》。
本番は、太宰治の「桜桃忌」(6月13日)をはさんでその前後に実施される予定です。
ところで・・・
明日、明後日の二日間、
これまた毎年恒例の《第16回久我山ほたる祭り》(久我山商店会主催)が
駅前の神田川や通学路の玉川上水周辺にて開催されます。
文字通り、清流の復活を期してホタルが放流され、
そのゆらめく光の波を鑑賞することが出来ます。
生徒諸君!
晋代の中国の青年、
車胤や孫康に負けず劣らず
「蛍雪の功」なりますように。
♪ ~ 久我山 よい街 よい校舎 ~ ♪
『久我山音頭』(創立四十周年記念歌)より