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中学3年 《今、私の思うこと》 全体発表会.

投稿日2011/2/25

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最後の《今、私の思うこと》(6時限・小講堂)は、男女合同にて。
笑いを誘うものからシリアスな題材まで、さすが上級生らしくバリエーションに富んだ発表が集まりました。
 
奇しくも今宵、中学音楽部コンサートが開かれたのですが・・・
(※その模様は、あらためて明日お伝えする予定です!)
 
この全体発表会は、そんなコンサートホールとリラックスしたお茶の間とをまるで行き来するような戸惑いとおかしみを同時に味わえた一時間でした。(笑)
 

   Y.A君 (男子5組) 「天使のロック」
…わたしは、こうした場で予想されるようなシビアな問題を扱うつもりはない。なぜなら、自分に自信がないから。だからこそ、この機会にじっくりと自分と向き合ってみた。さて、そんな自分を変えるのに不可欠なものはなんだろう。それは「愛」と「勇気」(度胸)。そしてそれらを実感できるような「衝撃」的経験であろうか。いずれにせよ、こうして自分にコンプレックスをもったお陰であらためて自分自身を見つめることができたとはなんという不思議。そんな「わたし」とともに3年間すごしてくれたみなさんに…すなおに「ありがとう」。ビートルズが歌い上げる「愛」をみんなに…。
 
【所感】まるで、マイク片手に歌い上げるロッカーのような語り口。自分自身をあくまで知ろうとする「勇気」に拍手。
 
 
  
M.Aさん(女子1組) 「人間であること」
…一切道具を使うことなく自由に空を飛び回ることのできる鳥がうらやましい。見つめているだけでこちらの気持ちが和んで幸せを感じることの出来る猫もいい。互いに争いあうことのないだろう花や木といった植物にもあこがれる。しかし、そんな生き物たちにはないものを私たち人間は持ち合わせている。それは、コミュニケーションに不可欠な「ことば」。確かに「以心伝心」と言われたり、それが凶器と化すこともある。しかし、実のところ「負」の面こそが人を成長に導くよすがとなるのではないか。だから、わたしはこの先成長してぜひとも人間であることを楽しめる人になりたいと思う。
 
【所感】人が人であるために、ひとりでも多くの人と言葉を交わす。そんな出会いの数だけ人は成長を遂げるのだろう。
 
 
   D.I君 (男子4組) 「板チョコ革命」
…〔黒板に『板チョコ』のパッケージを各種展示しつつ…〕お菓子好きなわたし。とりわけ「板チョコ」にはうるさい。ここにあるチョコもミルクの配合量や甘み、そして味も微妙に異なる。なかでも、L社のGチョコは一つ一つ区切りも少なく高評価を与えたい一品だ。さて、そんな横一線に見られがちな板チョコに、2009年「革命」が起きる。M社の思い切った新製品発表を皮切りに各社がこぞって競合しだした。それは、不況下にも負けないおやつとしての生き残りをかけた「板チョコ革命」だったのだ。このように「お菓子売り場」に行くと世の中のいろいろな面が見えてくるからおもしろい。
 
【所感】 この世のすべての物の陰には、人の歴史あり。ゆえにそのものを手にしたからには感謝の気持ちをわすれないように・・・。
 
  
   Y.Uさん(女子2組) 「あるべき社会の姿」
…新聞が報じた19歳の若い夫婦とその間に生まれた幼子との悲劇について。親がいないことの怖さ、それは自分にとって手本となるべき存在がないことからくる恐怖にほかならない。人生最初の「先生」は「親」であり「学校」は「家庭」なのだ。にもかかわらず、今そんな「親」や「学校」の存在が無いことで「虐待」といった悲しくも厳しい出来事が後を絶たない。人と違うことではじかれてしまう画一的教育もその一因ではあろうが、虐待された子が親になったときその悲劇が繰り返されるように「負の連鎖」が大きな要因だ。「親」の「子」の、そして「家庭」の「あるべき姿」を取り戻したい。 
 
【所感】 理想の親子関係とは、家庭とは…。負の連鎖からの脱却のためにも、「手本」となるよう努めねばなりません。
 
 
 ◇   R.K君 (男子2組) 「人間の生きる価値」
…皮肉なことだが、人間のいない地球が最も美しいと感じてしまうのはなぜだろう。他の生物と共通するものもたくさん持ち合わせているが、人間には固有の複雑な感情といったものがある。そのなかでもやっかいなのは「欲」。今の世の中、その「欲」あってこその産物といった正の性質も散見されるが、同時に欲によってもたらされた負の面もまた見逃すことはできないだろう。ゆえに人間のもつプラス面が単にみずからのおかしたあやまちの埋め合わせであってはならない。「人間にしかできないこと」を実践して地球を美しく保っていくこと、それが人間の使命なのだと思う。
 
【所感】 人間としてのアイデンティティは、自分自身のためだけでなく地球のために発揮されるべきでありましょう。
  
 
   S.F君 (男子3組) 「時間について」
…昨年末、漠然とその一年を振り返ってみた。どうやら人間というものは、年齢とともに視野が広がりそのせいで時間が経つ事がはやく感じられるようだ。同じ3分間でも、カップラーメンが出来上がるのとウルトラマンのそれとでは、雲泥の差がある。だからといってタイムマシーンにたよるわけにもいかない。ほかの何ものでもなく、この一瞬一瞬を大切に生きることこそが最も重要なファクターであろうと思われる。「時は金なり」とも。かけがえのない今この時を大切に過ごしていきたい。 
 
【所感】 いつでもどこでも、刹那に生きる。そんな気概を年齢とは関係なくいくつになっても持ち続けたいものです。
 
 
   T.Iさん(女子3組) 「冬の桜」
…あと8年後には地球はなくなり与えられた命もあと3年と言われたらあなたはどうするだろう。伊坂幸太郎の『終末のフール』からの呼びかけだ。「人は常に死を求めている」とは先人のことば。しかし友人からの一本の電話に救われることもある。そう、日常にあふれる何気ないことにわたしは助けられるのだ。あるボクサーが言った。たとえもし明日死ぬとわかっていても…「私は今までと変わりません」、そんな死をも覚悟した強さと同時に、いつか花開くことを夢見て懸命に厳しい季節に耐え忍ぶ冬の桜のようでもありたい。答えを押しつけることなくしずかに心にしみいるような本に出逢えたことに感謝。
 
【所感】 ありのままの自然と「冬の桜」のようなしたたかさとたくましさ、そんな両面を身に付けていきたいものです。
 
 
   M.H君 (男子1組) 「私とメガネとコンタクトと」
2006年、私の視力は1.0から急降下。たまらず眼鏡屋へ。お陰で見えなかったものが見えるように…。しかし徐々にまた視力は低下し、その眼鏡をななめにしないと黒板の文字が見えなくなるほど。やむなく、眼鏡のレンズを変える。さらにフレームも。その後、せっかく新調したにもかかわらず、そのまま剣道の際に面をつけて激痛におそわれる。これがきっかけで、今度はコンタクトに挑戦。これまたお陰様で…「1.2のわたくしは今、前を向いて生きています!!!」
 
【所感】 なんとしても見たいと思う気持ちは同時にまた逆境にあっても前向きな姿勢を失わないことに通じています。

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