早朝の正門及び南門に、中学生徒会執行部員たちの元気な掛け声が響いています。
このたびの「募金」は、霧島山系「新燃岳」(1421m)の噴火による被災地への援助をその主たる目的としているとのこと。
奇しくも今朝の新聞をみるに、
現地では大学生をはじめとするボランティアたちが、
家々の屋根に降り積もった火山灰を除去したり、
避難所暮らしを余儀なくされている方々に
足湯サービスを提供したりと、
主に被害の大きい高原(たかはる)町や都城市などで
献身的な働きをしていることを報じていました。
その中でも、灰の除去に関しては、3人のボランティアが
なんと一日でゴミ袋200袋以上を集めたそうです。
そんなあるボランティアスタッフが大切にしている
先輩のひとことも紹介されていました。
「最後の一人まで向き合って活動したい」
遠く離れた東京で、気持ちはあっても
なかなか直接「向き合う」ことのかなわぬ日々。
生徒会諸君の発案と尽力により
せめて「義捐金」という形をもって
「向き合う」ことができるのかもしれません。
ひきつづき明朝も実施するそうです。