春の淡雪舞う中、つい先日まで「中学入試」の舞台で孤軍奮闘していた「受験生」たちが、
今日はご家族のみなさんと一緒に「入学予定者」として「ガイダンス」に参加してくれました。
午前10時からは女子、午後2時からは男子に分かれて、ともに約1時間ほど「久我山」生活のイロハや入学式までの過ごし方についてのアドバイスに耳を傾けました。
「なにはともあれ、合格して今日の日を迎えられたことに感謝しなければなりません。・・・中には本校が第一志望ではなかった人もいるでしょう。しかし、気持ちを切り替えて精一杯頑張っていきましょう。」 (女子部長 W先生)
「中高一貫6年間、ぜひみずからの夢や目標を持ち続けて欲しいと思います。そのためにも、受験勉強とは異なる本当の勉強、すなわち「学問」することを楽しんでください。」 (男子部長 S先生)
教務主任のK先生(女子部)、H先生(男子部)からは学習面について・・・
「中学からは自学自習の姿勢を確立していきましょう。・・・手元に指示された5教科の「入学前課題」については、きちんと取り組むこと。・・・また、20日の「学力診断テスト」は、みずからの弱点を知る健康診断のようなものです。後日自宅に送付される「補強プリント」を活用してください。」
つづいて指導部主任のF先生(女子部)、T先生(男子部)から中学校生活の心構えについて・・・
「まずはルールを守ること、そして思いやりの気持ちを大切に。・・・あたりまえのことをあたりまえにできること、なにごとも一つ一つ丁寧に自分でするように心がけてください。」
ガイダンスでは、こうした先生方からのメッセージに加えて、
高校音楽部と中高吹奏楽部からこころあたたまる
「部員勧誘」を兼ねた(笑)ミニ演奏会も・・・
「久我山は勉強もたいへんですが、部活動と両立して楽しい学校生活を! 今日出された「課題」もしっかりとやってくださいね。・・・・わたしも・・・宿題がんばりまーす!!」 (高1女子 吹奏楽部)
「思い返すと、4年前、不安でいっぱいでした。でも今はこんなにニコニコとして学校生活をエンジョイしているボクがいます。みなさんと一緒に生活できることを楽しみにしています!!!」 (高1男子 音楽部)
さて、今日集まってくれた受験生のみなさん。
君たちは、「入試」を終えた今こそ、「受験生」からもう一度最高学年としての「小学6年生」にきちんと戻らねばなりません。お世話になった先生方や大切な友だちとの最後の日々を全うすること、それが、最も重要な「課題」といえるかも知れません。
入試のためにやむなく犠牲になった日々もあることでしょう。どうか、残された「卒業」までの一日一日を大切に過ごしてください。
そして、その上で「小学校」生活にきっぱり別れを告げて、この「久我山中学」での生活をスタートさせていきましょう。
保護者の皆様方
本日は、お足元の悪いなか
ご来校くださいまして
誠にありがとうございました。