
今年も無事咲き始めました。
猛暑続きの夏であっただけに少々心配していましたが、ご覧の通り清楚にしてたおやかに・・・。
仲秋のころ、冴え渡る月光に照り映える「白花萩」。
「秋知草」
「野守草」
「鹿鳴草」
そして、
「月見草」などといった
風雅な古名をたくさんもっている花です。
その名のどれもが、秋そのもの。

その繁茂する小宇宙の中をそっと覗いてみると・・・

名残の蝉がここから旅立ち・・・
保護色に守られながら
一心不乱にお食事中のカナブンまで。
そこでは
往く夏と
来る秋が
紡ぎ合っていました。