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閑かさや・・・ @井の頭公園.

投稿日2010/7/22

今夕も講習後に井の頭公園へ夕涼み。
西のはずれにある400mトラックでは、西日に汗を光らせながら陸上部の諸君が黙々とインターバルトレーニングを重ねていました。
 
ところで、1分1秒、いや100分の1秒といった正確な時間との闘いを繰り広げる陸上の世界ですが、
この時季、公園内各処に設置された時計以上に正確に「夕暮れ時」を告げる存在といえば・・・
 
 カナカナカナカナ・・・・・・
 
そう「ヒグラシ」です。
他の蝉たちはどうあれ、この「ヒグラシ」だけはその表記も「日暮らし」としたいところです。
ひときわ甲高く響き始めたかと思いきや次第にもの悲しく「・・・カナ・・・カナ・・・」と消え入るよう。
思わず、俳句や短歌の世界にて詠嘆の意を添える切れ字、「かな」を想起させもします。
 
そんな「日暮らし」が目立つ時間になると、御役御免とばかりなりをひそめる蝉がこちら・・・
 
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「ニイニイゼミ」です。
 
あの芭蕉が立石寺にて詠んだとされる
 
  閑かさや岩にしみ入る蝉の声
 
の声の主ともいわれています。
 
もともと、警戒心の薄い蝉ではありますが、
今日はひときわ人なつっこい一匹でした。
それもそのはず、その下方に目を転ずると・・・
 
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どうやら、つい先頃孵化したばかりのご様子。
抜け殻がなぜか泥だらけになっているのもこの「ニイニイゼミ」の特徴なんだとか。
 
一説によれば、
自らの尿を使い身体中に泥を塗りつけ、暑さと乾燥から身を守っているとのこと。
 
各地で、「熱中症」の被害が多発しています。
わたくしたちも見習ってその予防に努めたいところです。

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