現在、中学生の教室の廊下には、全員の書初め作品が展示されています。 高い理想 輝く前途 躍動の美 ・・・・・・・・ そのどれも、意味するところがとても立派過ぎて、書くこと以前に気圧されてしまいそうな課題の文句ばかりですが、そんな心配もよそに、若者たちは実に堂々とした筆運びを見せてくれています。 「書は心の鏡」とも。 目に映ずる作品を通じて、その書き手各々の今の「心」を垣間見ることができそうです。 ……まずは、芸術科の先生方によって選ばれた男子部の生徒たちの「特選」・「金賞」の作品から……