ネットや携帯などの情報ツールとの正しいつきあい方は?
その危険性は?
どんなことに注意すればいいの?
このたび、中学1年生対象に外部講師をお招きして
《ネットリテラシー講座》がひらかれました。
6月18日(金) 小講堂
5時間目(女子) 人を思いやるメールの使い方とは?
テーマ:コミュニケーションについて
6時間目(男子) ケータイ・ゲームとの上手な付き合い方
テーマ:依存症にならないために
講師 株式会社 GaiaX (ガイアックス)
杉之原 明子先生
平田 夏鈴先生
男女とも、動画を参照の上、問題点を炙り出すためのワークショップを展開、自分で考える機会を多く取り入れた内容でした。
とかく女子に多くみられる傾向として、誹謗中傷や仲間はずれ、さらにはチェーンメールなど、大切な友だちとの人間関係を損なう危険性を孕んだ携帯メールの世界。どうしたら本末転倒せずにそのツールを生かすことができるのか、ひとえに真の理想的なコミュニケーションのあり方を求めつつ、「直接会ってやりとりする」こと、「電話をかける」こと、そして「メールする」こと、それぞれのメリット、デメリットをケースバイケースで判断しながら使い分けることが肝要であるとの結論に達しました。
また、男子では先日の父母会でも保護者から多くの声が届いたように、中学入学を機にそれまでひかえていた「ゲーム」や「携帯」の世界に足を踏み入れた者も多くいる状況にあって、いかにしてだれもが陥りやすい「依存症」を避けることができるのかについて考えを巡らせました。究極的には、使う時間やTPOをわきまえたルールづくりを通じて、バランスのとれた生活を心懸ける必要があるとのメッセージが届けられました。
どんなにコミュニケーションツールが進歩しようとも、人が人との関係を築きそしてそれを保ちつづけるためには、どこかで血の通った体温を感じさせる真のコミュニケーションが求められて止まないのだということをあらためて痛感させられた時間でした。
この『久我山の四季Blog』も
どれだけ「久我山」のただいまの「体温」をお伝えできているのか・・・。