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《女子特別講座》って? 5/12女子部中学1年道徳.

投稿日2010/5/13

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       中学1年の女子生徒に語りかける岡部学校長

昨日の1時間目、道徳の授業において、
女子部発足(S60)当時から脈々と継承されてきている
《女子特別講座》について、
そのスタート学年にあたる中学1年生に向け
その意義や内容が学校長から話されました。
 
その際、生徒の手元に配布された小冊子の中には、
本講座設置の趣旨について次のように紹介されていました。
 
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1.本校の女子教育を推進する中核につながるべきものであり、
  同時に、國學院大學の建学の精神、教育理念をその基底におくべきものである。
 
2.具体的には、「伝統文化の正しい理解と女性としての品性の涵養」を目標としながら、
  いわば、歴史をのり越えて、新しい時代に即応するものを求めるものである。
 
3.「ゆとりある教育」の一助として「楽しい時間」であるべきだが、
  一方では、はば広い知性・豊かな情操の育成と、
  日本文化に対する下地づくりをめざすものである。
 
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 女子部開設の昭和60年当時というのは、経済大国として女性の社会進出もめざましく、男女雇用機会均等法の施行とともにその地位向上が叫ばれていた時代でした。
 そうした時代の流れにあって、もともと女性に備わった特性としての協調性や繊細さ、また継続を土台とした勤勉性、なにより母性としての感性を大切に育みたいとの願いがこの講座を生みだしました。
 今思えば、男女が社会的に同等であることを求めるがあまり、その特性までも同質であろうとするのはあやまりである、との時代の先見性があったといえましょう。
 歴史的にみても、国の文化・伝統の担い手であり継承する者は主に女性なのです。
 ゆえに、そうしたこの国の伝統的な文化にふれる機会をこの講座では多く扱うことにしています。
 そして、それらは、ただその場で聞いて覚えるといったレベルにとどまらず、実際に習い、「する」ことを通じて「身につける」体験の場を多く用意しています。
 「三つ子の魂百までも」とあるように、若いころの実体験は生涯にわたって貴重な財産となるであろうとの願いからです。
 
  身だしなみとしての正しい「ことばづかい」、
  生けることは花の命を活かすことと知る「華道」、
  相手の心を思いやる「茶道」から
  実生活の上での「立ち居振る舞い」まで・・・
 
今後、多種多様な講座(女子特別講座一覧.pdf
みなさんを待っています。

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