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「木の幹って果たして何色だろう?」@中1写生会ガイダンス.

投稿日2010/4/16

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「よくよく観察してみると、葉っぱの緑も一様ではないんです。」
 
今月末4月30日(金)に実施される恒例の
中学1年生《写生会》に向けてガイダンスが行われました。
 
芸術科(美術)のM先生から諸注意に加え、
絵を描くためのいくつかのアドバイスが・・・。
 
・近くの景色にとらわれずに、遠くまで見渡すことのできる場所を選びましょう。
・たとえば、手前のヨコに延びた枝が近景と遠景を分ける大事な役割を果たすことも。
・(目にする公園内の)景色には自然のままの色と人工的な色とが同居しています。
・(たくさんの木々がありますが)一本の木だけでも絵は描けるのです。
・木のもつ勢いを自分自身の中に取り込むようにすることです。
・(飽きてしまっても)浮き足立たずにしばらく静かにしていることです。
 
先生のお話をお聞きしてして、ある先達の教えを思い出しました。
あの松尾芭蕉も人がもつ「先入観」のことを「私意」と呼び、句作りのためには極力「私意」を捨て去りひたすらその対象に見入ることがすべてであると弟子に諭したといわれています。
 
 「松のことは松にならへ 竹のことは竹にならへ」  『三冊子』より
 
ひとくちに「新緑」といっても、その淡い色合いは木によってさらにはその一葉ごとに異なることでしょう。同様に池の「水」も「水面(みなも)」も決して「水色」の絵の具で描ききれるものではないはずです。
ならば当日は、自分の中に潜む「思い込み」や「固定観念」に惑わされずに目に映じたその通りをどれだけキャンバスに再現できるかにかかっているようです。
 
ところで、4月もすでに半月を過ぎたというのに、季節が逆流したかのようなこの厳しい冷え込みはいったいどうしたことでありしょう。
これもまた、春に対するわたくしたちの期待感と先入観への異常気象という地球の反逆なのでしょうか。
 
みなさま、体調にはくれぐれもご留意を・・・。

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