本日は、女子錬成館にて行われていた中学3年生の茶道実習にお邪魔いたしました。 正客につづいて、時計回りにぐるりとコの字に集った客人の前に、次々と季節の和菓子が運ばれてきます。懐紙とともに手元へ引き寄せ、しずかに黒文字(菓子楊枝)で切り分けながら口に運びます。 その時でした。にわかに、その場が笑いの渦に… なんと、畳の目にそって、「季節」が流れるように転がっていくではありませんか。そんな想定外の出来事も、すべて「一期一会」と思えばこれまた一興。 その後、運ばれてきたお抹茶が、その渋みをもってすべて帳消しとしてくれたようです。