現在、中学1年生の廊下には、大型連休前(4月30日)に実施された〈校内写生会〉の作品が並んでいます。
折しも、本格的な梅雨に入り、じめじめとした日がつづくなか、そこだけは淡い新緑のころのさわやかな風が今でも吹き渡っているように感じられます。
そこで、数あるなかから、独断で印象に残った作品をいくつかここにご紹介したいと思います。
選んだ基準は、絵そのものの技術的な巧拙ではありません。
あくまで、切り取られた景色の奥行きをどう表現し、さらに見たままの偽らざる色にどこまでこまやかに迫ったかに注目しました。
自ら付したタイトルにもそれぞれに工夫がみられました。
どうぞ、あらためて「都会の中の自然」を味わっていただければと思います。
※ 上4作品…男子 下4作品…女子