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映画 『怒る西行  これで、いーのかしら。(井の頭)』.

投稿日2010/1/27

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昨晩、念願かなってたいへんおもしろい映画を観てきました。
この年末から年始にかけて新聞各紙にも取り上げられていましたので、ご存知の方も多いとは思いますが・・・。
 
  『怒る西行  これで、いーのかしら (井の頭)』

      沖島 勲 監督 〔2009年制作/97分〕
      
ポレポレ東中野 (JR中央・総武線東中野駅北口1分) 
      21:00~   2月5日まで毎日上映
 
ここ久我山付近に住む脚本家で映画監督でもある
沖島勲氏による異色のドキュメンタリー作品。
 
その舞台となっているのは、通学路でもあるおなじみの「玉川上水」の「岩崎橋」から「兵庫橋」を経て「井の頭公園」までの3km弱。
着々と進む「放射5号線」により、あたりの街の景観がどんなふうに変化していくのか、またそれまでにどんな風景がそこにあったのかを記録しておこうという意図から生まれた作品です。
 
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中でもオープニングの約10分間は、本校の紹介も含めて、「兵庫橋」を行き来する人々と四季折々どこにでもあるだろう風景が、本来その平凡さゆえに永遠性を宿していることを監督自ら静かに語り続けます。
 
さらに印象的だったのは、晩春の八重桜舞う兵庫橋公園のベンチに腰掛けながらのひとことでした。
 
「こうした桜散る様や上水の自然の中を散歩していると、われわれの今の暮らしぶりはどこか『冗談でしょ』って思えてきちゃう。人間はそんな『冗談でしょ』って思える『余計なもの』をいろいろと作り出してきたけれど、そんなものは100年ももたないでしょうなあ。なぜなら所詮それらは『余計なもの』なんだからね・・・」
 
この上水沿いの道程は、陸上部の諸君をもってすれば10分ちょっとで駆け抜けてしまえるわずかな距離に過ぎませんが、この作品では寄り道も含め、ゆっくりとじっくりと思索しながらの1時間40分の道のりが描かれていました。
 
明けて冬晴れの今朝、その通学路上「兵庫橋」付近のようすです。
 
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  ねがはくは花の下にて春死なんその如月の望月のころ    西行

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