(左:二重橋付近 右:桜田門付近)
枝ぶりも幹の太さも、さらに芝にのびるその樹影までもがすべて異なる松林。
さらに、大きさや形が一つとして同じのものは見当たらない御濠端の石垣。
にもかかわらず、そのたたずまいからは落ち着いた上品さとどっしりとした安定感が伝わってきます。
それもこれも、不揃いであるがゆえの調和がもたらしたものでありましょう。
多くの個性が集結する学校や仕事場などにおける、ひとつの理想の姿をここに見ることができるように思います。
いよいよ明日から今年度初の定期試験である、「第一学期中間試験」がスタート。
まずは、この松一本や石一個と同様、一人一人がそれぞれにどんな頑張りを見せてくれるのか、その健闘を祈るばかりです。