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ときはなる松の緑も・・・.

投稿日2010/1/14

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朝夕の寒さはひときわ厳しかったものの、
日中は風もなく比較的穏やかな一日でした。
 
そんな昼下がり、植木屋さんが
なにやら精力的に前庭の松の木に手を加えています。
 
「剪定(枝打ち)ですか?」
 
「いや、去年の『葉』を取り除いているんです。
松はね、他の樹木と違って『枝』そのものを払ってしまうと、
そこからもう二度と新しい芽は生えてこなくなっちゃうんですよ。
だから、こうして、古くなった葉っぱだけをむしり取ってあげるんです。
そうすることで、春に新たな葉が出てきても、
一本の植木として全体の調和と形が崩れずに済むんです。」
 
見れば確かに足元には小枝の一つも落ちてはおらず、
あるのはただ針のような松の葉がたくさん集まった固まりばかりでした。
 
新年が明けてはや半月が過ぎようとしています。
とはいえ、学校生活は「年度」更新。
ゆえに最後の三学期となりました。
はたしてわたくしたちはそれぞれ新たな季節を
きちんと迎えるための準備ができているでしょうか。
前庭の松たちが来るべき「春」に
さらなる生長を遂げるため
古い「自分」ときっぱりとサヨナラするように・・・。
 
今からでも遅くありません。
ぜひとも
  
  心機一転
 
を図る三学期でありますように。
 
 
 
  ときはなる松の緑も春くれば
      今ひとしほの色まさりけり

                源 宗于 『古今集 春上』
 
  ~ 常磐(常緑)の松の葉も
     春になればよりいっそう色鮮やかになるものだ ~           

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